ヘルニアの海。
最近は痛みに慣れたのか、はしゃぐことが増えてきました。
犬飼としては痛みが和らいだのは嬉しいです。
しかし飛び跳ねる海を見て、少し心配。
それならヘルニアについて学ぼう!
そう思って調べたことを記録していきます。
ヘルニアでお悩みのワンちゃんの参考になれば幸い。
投薬治療ではほとんど治らない
海がヘルニアになった時、まずは元気がなくなりました。
それから排泄困難。
3日間排泄をしなかったので、そこでようやく異常を感じました。
犬飼のように多頭飼育をしていると、排泄状況に気づくのが遅れることがあります。
海が踏ん張ってうんちを出さなかったので、そこでようやく気付きました。
そして動物病院へ。
症状を先生に説明すると、真っ先にヘルニアを疑われました。
しかし触診では無反応。
レントゲンで確認することに。
結果、見事に腰の骨が潰れていました。
レントゲンでは2か所も潰れておるい、首も怪しいとのこと。
大腸にはうんちがビッシリ詰まっていたので、お尻に痛み止めの注射を打ちました。
それと飲み薬を1週間分。
家に帰った途端、海は大きなうんちを2回出しました。
あの爽やかな海の表情を見ると、気づけなかったことに後悔。
飲み薬を与えている間は絶対安静とのことだったので、お散歩も控えました。
それから痛みがなくなったのか、海が排泄困難になることはありません。
しかしヘルニアは薬では治りません。
あくまで対処療法です。
この時点で手術をすれば、ほぼ完治すると言われています。
ただ海はシニア期に突入に入っているので、全身麻酔はギリギリまで行わないことにしました。
若い時にヘルニアになった場合、早期に手術した方が良い場合もあります。
レベルは5段階ある
ヘルニアのグレードは全部で5段階。
海は初期症状のグレード1。
この状態で手術をすると、ほぼ症状が良くなります。
一番酷いグレード5になると、手術の成功率は60%までダウン。
海の場合、グレード2の自力歩行困難になるまで様子見です。
この状態で手術でも成功率は90%以上。
ただし麻酔のリスクがあるので、それは無視した成功率です。
海は高齢なため、ヘルニアの手術の成功は高くても麻酔のリスクが最大の難関。
ワンちゃんは麻酔をすればするほどリスクが高まります。
海は既に2回、歯石の手術で全身麻酔を経験済。
そのためヘルニアの手術は、なるべく避けたいというのが先生の判断でした。
歩行困難になると生活に影響が出るので、手術しても良いだろうという診断です。
Mダックスの運命ですが、なるべく避けたかった。
これは飼い主である犬飼の責任です。
手術の際には最大のサポートをする覚悟はできています。
手術から完治まで1年かかる
手術にすぐに踏み切らないのは、リハビリに時間がかかるため。
リハビリは早くても最低3か月かかります。
長い子だと1年以上かかる場合もアリ。
だから先生は手術を簡単にしたいと思わない。
シニア期は色々と問題が出てくるので、早い段階でヘルニアになった場合は手術に踏み切るそう。
海の年齢ではまだ手術がしやすい。
しかし手術の回数が多いので、あまりやりたくないのが先生の本音。
マッサージもしていかないといけないので、仕事の調整も必要になります。
そして術後は絶対安静。
興奮させてはいけません。
最後に
海は比較的早い段階でヘルニアになりました。
遅いワンちゃんなら、10歳以上になってからヘルニアになるとのこと。
海は興奮すると飛び跳ねる癖があるので、余計ヘルニアになりやすかったのでしょう。
興奮を抑えなかった犬飼の責任です。
初めてのワンコという言い訳は通用しません。
これから海のために、一生懸命治療していこうと思います。
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