病院にかかる費用

犬だって生き物
病気にかかればお金がかかります
目次
1:最低限かかる費用
2:歯石除去
3:耳の汚れ
4:風邪
5:熱中症
番外編:血液検査
最低限かかる費用
1:予防接種

最低限かかるのは、狂犬病ワクチン。
保健所から、証明書を書く用紙が送られてきます。
これに記入をして送り返すと、接種完了。
用紙の記入は、獣医さんがやってくれます。
費用は大体1万円前後。
都道府県によって、若干費用が異なります。
初期費用は、登録料も併せて高めになると思って下さい。
2回目以降から、価格が少し安くなります。
次にワクチン接種。
5種~1種ずつ増えていき、最高で9種まであります。
室内犬は散歩とドッグラン位しか行かないので、5種で十分。
ただしキャンプ等のアウトドアに連れて行くというのであれば、7種辺りが賢明でしょう。
完全外で飼育するのであれば、9種を打つ事をオススメします。
9種の中には犬コロナの予防も含まれています。
そう、世間を騒がせているコロナの親戚ですよ。
しかしご安心して下さい。
人間に移る事は無いので、犬コロナになったとしても人間には感染しません。
逆もまた然り。
人間のコロナウイルスが犬の毛に不着する事はあっても、感染はしません。
犬コロナと見て、ビックリしないで下さい。
移ったりしませんから。
価格は動物病院によって、若干の違いがあります。
ただ1種増える事に、千円程価格が上がるのが、大体の相場でしょう。
極端に価格が上がる動物病院は、あまり良い病院とは言えません。
セカンドオピニオンする事をオススメします。
あとアレルギーを発病する事もあります。
主に顔が腫れあがる事が多いですね。
その場合、ワクチン接種は控えましょう。
ドッグランには行けないですが、命には代えられない。
散歩を多く行くようにしましょう。
その場合、ノミ・ダニに注意して下さい。
草むらに隠れています。
なるべくなら、電柱の匂いを嗅がせる癖を付けましょう。
2:歯石除去

これは任意。
特に検査を申し出なければ、動物病院でも勧められません。
犬飼は、毎年歯石の検査をしています。
歯石を放っておくと、歯がボロボロになり、最終的には歯が抜けていきます。
定期的に歯石除去をしておくと、口臭予防にも繋がりますね。
年に1回程度、検査をしておく事をオススメしますよ。
歯石を歯に癒着させないためには、毎日歯磨きするのが予防に繋がります。
歯ブラシは色々ありますので、ワンちゃんに合った歯ブラシを選びましょう。
一番安く済むのが、人間の新生児用の歯ブラシを使う事。
犬用歯ブラシと大差無いので、十分に使えます。
あとは犬用歯磨き粉を使えば、完璧。
大体3年に1回ペースで、歯石の手術が済みます。
価格は3~5万が相場。
価格は年齢・歯石の状況によって変わりますね。
動物病院によりますが、13歳位になると歯石除去手術を断られます。
麻酔が心臓の負担になるからですね。
だから老犬になったら、歯磨きをより丁寧にしましょう。
しかし歯石を取る手術は、全身麻酔です。
体に負担をかけるのは変わらないので、歯磨きで歯垢を取りましょう。
口臭の軽減にも繋がります。
口臭の原因は歯石の存在。
歯石を取りたての頃は、口臭はありません。
しかし歯垢が溜まって歯石になると、また口臭が漂って来ます。
いかに歯垢を除去するかにかかっていますね。
歯磨きは毎日しましょう。
最低でも1日おきにして下さい。
2日経過すると、歯垢は歯石に変わります。
1日位なら、まだ歯垢の状態。
次の日に歯磨きをすれば、取れます。
朝・昼・夜、どの時間帯でも大丈夫。
出来れば晩ご飯を与えた後が、一番綺麗に歯垢が取れますね。
ただしご褒美のおやつを与えるのであれば、どの時間帯でも変わりません。
定期的に歯磨きを出来る、時間帯を選びましょう。
3:耳の汚れ

口臭が匂わないのに、何となく臭い。
それは耳の場合が多いです。
耳の汚れやすい犬種は、耳の垂れている犬。
しかし個体差があり、耳が垂れていても耳垢が付きにくい子もいます。
専用の耳垢取りがあるので、それを使いましょう。
香りも付いているので、アフターケアも万全。
種類は色々とあるので、その子の耳垢の状態に合わせて買いましょう。
犬飼の愛犬・そらは耳垢の多い子。
マメに耳垢ケアをしています。
耳垢の多い子は、外耳炎になりやすい子も多い。
外耳炎については、別の章にて説明しましょう。
外耳炎はなりやすい病気の1つでもあります。
耳がピンとなっている犬種は、比較的、耳垢が付きにくい。
耳毛が多い子が多いので、耳垢が付きにくいのです。
しかしそれでも外耳炎になる事があるので、油断は出来ません。
外耳炎は何歳でもなるので、ケアはマメにしましょう。
特に耳垢が出やすい子は、外耳炎になりやすいです。
なりにくい子もいますが…。
それは完全なる個体差なので、本では載っていない事。
実際に触れて、愛犬を理解していきましょう。
愛犬は師であり、家族であります。
愛犬が耳垢が出来やすいのか、出来にくいのか。
よく観察しましょう。
4:風邪

犬だって風邪にかかります。
くしゃみ・鼻水が主な症状。
軽症の場合は自然治癒する場合がありますが、老犬や免疫の少ない子犬などは悪化する事も。
最悪の場合、肺炎になります。
ご飯をしっかりと上げて、室内調整してあげれば、基本的には風邪を引きません。
ただ体力が弱っている場合、風邪を引く事があります。
人間と一緒ですね。
この場合、飲み薬が主となります。
犬飼の飼っている犬は風邪になった事が無いので費用は不明ですが、症状によって金額が異なります。
肺炎になった場合は、即入院。
点滴を受ける事が多いです。
入院すると万単位の金額が飛ぶので、覚悟して下さい。
日頃のケアがものを言います。
ちなみに肺炎は保険の対象。
肺炎になっても、治療費の負担は軽く済みます。
しかし日頃の食生活や室温の調整で予防出来る事なので、保険に頼りたくありませんね。
保険を使うという事は、飼い主失格の事をしたと思って下さい。
ペット保険というのは、そういう事ですから。
犬飼はペット保険には入っておりません。
日頃のケアをキチンとしておりますから。
余談ですが、犬飼の飼い犬は、一度も風邪を引いた事がありません。
健康そのもの。
ちゃんと飼ってあげれば、風邪はまず引きません。
屋外で飼っている場合は、老犬になったら室内で飼いましょう。
風邪の予防に繋がります。
特に大型犬は年を取るのが早い。
あっという間に老犬になります。
その都度様子を見てあげましょう。
5:熱中症

夏場の散歩で気を付けたいのが熱中症。
特にミニチュアダックスフンド等の、短足の犬はかかりやすい。
足が短い分、お腹と地面との距離が近いので、反射熱を受けやすいのです。
MIXで足が短い子も要注意。
お腹に熱が溜まって、その場から動かなくなったら危険。
すぐに涼しい場所に避難させましょう。
そして水をたっぷりあげて、水分補給。
気を付けて欲しいのが、夏だからといって氷水を与えるのは注意。
今度は体を冷やし過ぎて、お腹を壊す事があります。
常温の水を飲ませましょう。
基本的に夏場は、涼しい時間帯を狙って散歩するのが吉。
暑い時間帯に散歩させるのは危険です。
冬に強い大型犬も、暑さには弱いので要注意です。
シベリアンハスキーが代表例ですね。
散歩は必要ですが、夏は時間を見計らって散歩させましょう。
犬は舌で体温調節するので、舌を出して歩くようになったら暑いというサイン。
その時にはちゃんと水分補給。
熱中症で倒れたら、命に関わります。
夏場は飲み水を持ち歩くようにしましょう。
100均でも携帯飲み水のボトルが売っています。
犬に投資は惜しまない。
それが大事ですね。
番外編:血液検査

年齢を重ねていくと、ワンちゃんにも血液検査が必要になってきます。
我が家のワンコはヘモグロビンの量が多いです。
しかしヘモグロビンの大きさが、平均に比べて小さいので、量で補っている感じですね。
ですからヘモグロビン値はいつも異常が出ますが、正常の範囲。
こうやってワンちゃんの体の構造を知っておくのは、必要だと思いますよ。
若いうちからワンちゃんの血液状況を知っておくのは、良いと思います。
私は我が家のワンコが2歳の頃から、血液検査をしています。
それをするだけでも、病気の初期症状を見抜く事が出来ます。
血液検査は1~2万円位で出来ます。
検査内容によっては、もっとする場合もありますね。
私は検査セットというプランがあるので、それに加入しています。
予防薬と血液検査がセットになっています。
歯石の検査もしてくれるので、とても重宝していますね。
毎年検査内容が変わるのですが、基本的な事は変わりません。
血液検査は必ずしています。
もう少し年を取ったら、レントゲン検査も予定。
血液検査は基本の検査なので、やっておいて損は無いですよ。
1歳はまだ良いかも知れませんが、2歳位から血液検査はした方が良いかも知れません。
是非、血液検査をしましょう。
オススメしますよ。
コメント
[…] 2、病院にかかる費用 […]