最低限かかる費用
- 歯石除去
- 耳の汚れ
- 風邪
- 熱中症
- 番外編:血液検査
1:予防接種
最低限かかるのは、狂犬病ワクチン。
保健所から、証明書を書く用紙が送られてきます。
これに記入をして送り返すと、接種完了。
用紙の記入は、獣医さんがやってくれます。
費用は大体1万円前後。
都道府県によって、若干費用が異なります。
初期費用は、登録料も併せて高めになると思って下さい。
2回目以降から、価格が少し安くなります。
次にワクチン接種。
- 5種~1種ずつ増えていき、最高で9種まであります。
- 室内犬は散歩とドッグラン位しか行かないので、5種で十分。
- ただしキャンプ等のアウトドアに連れて行くというのであれば、7種辺りが賢明でしょう。
- 完全外で飼育するのであれば、9種を打つ事をオススメします。
価格は動物病院によって、若干の違いがあります。
ただ1種増える事に、千円程価格が上がるのが、大体の相場でしょう。
極端に価格が上がる動物病院は、あまり良い病院とは言えません。
セカンドオピニオンする事をオススメします。
- アレルギーを発病する事もあります。
- 主に顔が腫れあがる事が多いです。
- その場合、ワクチン接種は控えましょう。
ドッグランには行けないですが、命には代えられない。
散歩を多く行くようにしましょう。
その場合、ノミ・ダニに注意して下さい。
草むらに隠れています。
なるべくなら、電柱の匂いを嗅がせる癖を付けましょう。
2:歯石除去
これは任意。
特に検査を申し出なければ、動物病院でも勧められません。
犬飼は、毎年歯石の検査をしています。
- 歯石を放っておくと、歯がボロボロになり、最終的には歯が抜けていきます。
- 定期的に歯石除去をしておくと、口臭予防にも繋がりますね。
- 年に1回程度、検査をしておく事をオススメ。
歯石を歯に癒着させないためには、毎日歯磨きするのが予防に繋がります。
歯ブラシは色々ありますので、ワンちゃんに合った歯ブラシを選びましょう。
- 一番安く済むのが、人間の新生児用の歯ブラシを使う事。
- 犬用歯ブラシと大差無いので、十分に使えます。
- あとは犬用歯磨き粉を使えば、完璧。
大体3年に1回ペースで、歯石の手術が済みます。
価格は3~5万が相場。
価格は年齢・歯石の状況によって変わりますね。
動物病院によりますが、13歳位になると歯石除去手術を断られます。
麻酔が心臓の負担になるからですね。
だから老犬になったら、歯磨きをより丁寧にしましょう。
しかし歯石を取る手術は、全身麻酔です。
体に負担をかけるのは変わらないので、歯磨きで歯垢を取りましょう。
- 口臭の軽減にも繋がります。
- 口臭の原因は歯石の存在。
- 歯石を取りたての頃は、口臭はありません。
- しかし歯垢が溜まって歯石になると、また口臭が漂って来ます。
いかに歯垢を除去するかにかかっていますね。
歯磨きは毎日しましょう。
最低でも1日おきにして下さい。
2日経過すると、歯垢は歯石に変わります。
1日位なら、まだ歯垢の状態。
次の日に歯磨きをすれば、取れます。
歯磨きはどの時間帯でも大丈夫。
出来れば晩ご飯を与えた後が、一番綺麗に歯垢が取れますね。
ただしご褒美のおやつを与えるのであれば、どの時間帯でも変わりません。
定期的に歯磨きを出来る、時間帯を選びましょう。
3:耳の汚れ
- 口臭が匂わないのに、何となく臭い。
- それは耳の場合が多いです。
耳の汚れやすい犬種は、耳の垂れている犬。
しかし個体差があり、耳が垂れていても耳垢が付きにくい子もいます。
専用の耳垢取りがあるので、それを使いましょう。
香りも付いているので、アフターケアも万全。
種類は色々とあるので、その子の耳垢の状態に合わせて買いましょう。
- 耳垢の多い子は、外耳炎になりやすい子も多い。
耳がピンとなっている犬種は、比較的、耳垢が付きにくい。
耳毛が多い子が多いので、耳垢が付きにくいのです。
しかしそれでも外耳炎になる事があるので、油断は出来ません。
外耳炎は何歳でもなるので、ケアはマメにしましょう。
実際に触れて、愛犬を理解していきましょう。
4:風邪
犬だって風邪にかかります。
くしゃみ・鼻水が主な症状。
軽症の場合は自然治癒する場合がありますが、老犬や免疫の少ない子犬などは悪化する事も。
最悪の場合、肺炎になります。
ご飯をしっかりと上げて、室内調整してあげれば、基本的には風邪を引きません。
ただ体力が弱っている場合、風邪を引く事があります。
この場合、飲み薬が主となります。
ちゃんとケアしてあげれば、風邪はまず引きません。
屋外で飼っている場合は、老犬になったら室内で飼いましょう。
風邪の予防に繋がります。
特に大型犬は年を取るのが早い。
あっという間に老犬になります。
その都度様子を見てあげましょう。
5:熱中症
夏場の散歩で気を付けたいのが熱中症。
特にミニチュアダックスフンド等の、短足の犬はかかりやすい。
足が短い分、お腹と地面との距離が近いので、反射熱を受けやすいのです。
MIXで足が短い子も要注意。
お腹に熱が溜まって、その場から動かなくなったら危険。
すぐに涼しい場所に避難させましょう。
そして水をたっぷりあげて、水分補給。
- 気を付けて欲しいのが、夏だからといって氷水を与えるのは注意。
- 今度は体を冷やし過ぎて、お腹を壊す事があります。
- 常温の水を飲ませましょう。
基本的に夏場は、涼しい時間帯を狙って散歩するのが吉。
暑い時間帯に散歩させるのは危険です。
冬に強い大型犬も、暑さには弱いので要注意です。
散歩は必要ですが、夏は時間を見計らって散歩させましょう。
犬は舌で体温調節するので、舌を出して歩くようになったら暑いというサイン。
その時にはちゃんと水分補給。
- 夏場は飲み水を持ち歩くようにしましょう。
- 100均でも携帯飲み水のボトルが売っています。
犬に投資は惜しまない。
それが大事ですね。
番外編:血液検査
年齢を重ねていくと、ワンちゃんにも血液検査が必要になってきます。
ワンちゃんの体の構造を知っておくのは、必要だと思いますよ。
特に若いうちから、ワンちゃんの血液状況を知っておくのは良いと思います。
それをするだけでも、病気の初期症状を見抜く事が出来ます。
血液検査は1~2万円位で出来ます。
血液検査は基本の検査なので、やっておいて損は無いですよ。
1歳はまだ良いかも知れませんが、2歳位から血液検査はした方が良いかも知れません。
是非、血液検査をしましょう。
オススメしますよ。
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