最近、我が家のワンコたちは匂いフェチになった模様。
犬飼の私物を枕に寝るようになりました。
最初は布団の中。
これはダックスの本能かも知れません。
何度、犬飼が踏んだことか。
最初は驚いて悲鳴を上げていたワンコですが、今では踏まれても無言を貫く。
今では犬飼が驚かされます。
そして犬飼の私物侵略は進みました。
洗濯しようと思って脱ぎ捨てたパジャマ。
犬飼の愛用のリュック。
ついには犬飼の冬コートまでオフトゥンにしています。
犬飼の私物のオフトゥン侵略は海が最初でした。
それから間もなく、そらが海のマネを開始。
進撃のワンコになりました。
カーチャンのオフトゥンは気持ちいいの!
コートの上もなかなか居心地いいよ!
布団を占拠されるので、最近まともな睡眠が取れません。
短い脚を使って、器用に犬飼を布団から追放します。
犬飼が出かけようとすると、ちゃっかりコートの上ですやすや。
なんということでしょう。
犬飼の生活がワンコの匂いフェチで振り回されております。
飼い主の匂いはワンコにとって、魅力的な香り。
それは知っています。
しかし今まで前兆はありませんでした。
これが『老い』なのかも知れません。
老化というのは緩やかな坂を下ることではありません。
階段のように、突然始まるのです。
海は若い時はジャンプ力のあるワンコでした。
今はその面影もなく、ソファの上を登るのがやっとです。
『老化』は着実に海とそらをむしばんでいます。
盛者必衰。
生きとし生ける存在は、すべからく老いていきます。
分かっているのですが、それが切ない。
海とそらとの別れが近づいているような気がします。
別れは必ずやってきます。
それでも『その時』はなるべく先であって欲しい。
ペットを飼っている人なら、誰もが思うことでしょう。
2024年も海とそらと共に駆け抜けたい。
だから世話を一生懸命したいのです。
俺もまだまだ生きるぜ!先代のようにはならねぇ
我が家の生き物は減りましたが、むやみに増やす予定はありません。
ペットは死ぬ時に、人間のハートに自分たちの型の穴を開けます。
それを塞ぐ方法は困難。
またペットを飼う人もいれば、お骨の前で泣きじゃくる毎日を送る人もいます。
犬飼の場合は『もうお迎えしない』かも知れません。
小雪の突然死でショックを受けましたが、新しいモルモットをお迎えする気持ちはなし。
モルモット=小雪
そんな方程式が成り立っているのです。
小雪以上のモルモットには出会えない気がします。
今だけかも知れませんが……。
寅吉は『寅之助の生まれ変わり』ってくらい似ていたのでお迎えしました。
寅之助もバナナ男だったのですよ。
本当に寅之助と寅吉は似ている。
ハムスターの常識を覆す男です。
新年早々しんみりしてしまいました。
初夢で虹の橋を渡った子の夢を見たからでしょう。
元気の頃のままだったので安心しました。
犬飼の妄想かも知れませんが……。
それでも夢で逢えて良かった。
今年はさらに良い年になりそうです。
犬飼を幸せにしてくれる生き物たち。
犬飼の人生を変えてくれた、大切な存在です。
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