お隣さんに愛でられる｜海とそら

海の腰の調子がいいので、散歩に連れ出しました。

最初はノリノリの海でしたが、すぐにダウン。

腰が痛いらしく動かなくなりました。

海の調子が良かったので、一緒にそらも連れてきてしまった犬飼。

海を抱えながらそらの散歩は不可能です。

だからすぐに帰宅ルートを歩く。

海は抱っこしてとリクエストしながら歩き、そらはまだ歩きたいとワガママモード。

すると向い側から、見知った人がやってきます。

あれは……お隣さん？

海とそらの鳴き声に寛大なお隣さんが歩てきます。

途端にお利巧モードになる、海とそら。

お隣さんも犬飼に気づいたらしく、海とそらを愛でる。

海そら、最大級の甘えモード突入。

お隣さんは海とそらが気にったらしく、オヤツまでくれました。

これで海とそらはノックダウン。

お隣さん＝良い人の方程式が立ちました。

そらは尻尾をフリフリさせてファンサービスまでしています。

海は弱弱しいお婆ちゃんのフリをしています。

本当に現金なワンコですね。

しかも頂いたオヤツは少々お高いオヤツ。

2匹にはすぐに理解したみたいです。

……うん、あざとい。

あざといワンコだ。

オヤツを貰ってからお別れをした途端、やる気のないワンコモードへ。

さっきまでのお利口さんモードはどこにいった？

呆れてしまいます。

お隣さんは昔猫ちゃんを飼っていたようで、動物が大好き。

だから犬飼が2匹を飼っていると知ると『今度紹介してね』と言われていました。

まさかこの言葉が現実になるとは。

もともとノリの良いお婆ちゃんです。

ご高齢なので、ペットは飼わないのでしょう。

メリハリのついたお婆ちゃんです。

これから海とそらを可愛がってくれそうですね。

そのうち海とそらはお隣さんの足音を覚えるかも知れません。

お気に入りになったようです。

(オヤツをくれる人は無条件に大好きの分類に入る2匹)

体型がそっくりなので、お隣さんは海とそらの区別がつかない模様。

……ガッツリ太らせたからなあ……

体型も体重もほぼ一緒なので、違いは毛並みくらい。

区別がつくのは、海とそらをよく知る人のみでしょう。

たまに姉妹犬と間違われることもしばしば。

仲良しなのは、犬飼が海とそらを平等に可愛がったからでしょうね。

海とそらを愛でてくれる人が増えて嬉しいです。