うみそらにしてやんよ

新居の準備が順調です。

家も決まり、荷造りをしなければなりません。

そらは置いて行きます。

捨てるワケではありません。

そらは新居に行くと、必ず夜鳴きをするのです。

だから落ち着くまで、ワンクッション置きます。

その間に、海が新居のルールを学習。

そらに教えます。

そらは赤ちゃん気質なので、すぐに甘えます。

その甘えをつぶすために、そらを教育。

海と犬飼の手腕にかかっています。

そらはどんな場所でも甘えん坊。

特に異性をメロメロにさせます。

だからそらはどこかで特訓するべき。

特訓場所は決めてあります。

そら、頑張れ。

捨てることとは違う。

ちゃんとお迎えに行きます。

離れる日数もそんなに離れません。

海が学習する数日。

だから、そらの記録は続きます。

新居の隣人はインコさんがいらっしゃるようです。

ドアにインコの写真が飾ってありました。

近々ご挨拶に伺いますが、一応、インコさんの存在を確認します。

そらが大喜びすると思うので。

海はスルーすると思いますが、そらは大興奮すること必須。

小動物大好きなワンコ・そら。

寅吉さえ愛しい我が子の扱いをするくらいです。

隣人のインコさんにも、しっぽフリフリすると思われますね。

隣人さんがドン引きしないことを祈ります。

ほほえましく見てくれると良いのですが……。

一応、そらが家に来たら、インコさんのことは言おうと思います。

もしインコさんが脱走することがあったら、そらに察知してもらおうと思っています。

お隣さんの愛鳥ですからね。

犬飼のできることはしたいと思います。

海と引っ越す時は、隣人さんに『海は攻撃しない』ことを伝えます。

海は食い意地はありますが、本能は忘れ去った模様。

基本的に他の生き物を攻撃しません。

犬飼が躾した理由もあります。

それでも海が攻撃しないのは、自分より弱い生き物は攻撃対象じゃないと思っているのでしょう。

寅之助の頃から、海は学習したようですね。

そらは寅之助にメロメロでした。

寅之助の亡骸を舐めまわして、蘇生させようとしたのもそら。

小雪も同じことをしました。

そらは小動物に優しいのです。

だから隣人のインコさんは問題ないと判断。

ご挨拶の時に、ワンコいることを伝えるつもりです。

やっぱりワンコ＝攻撃されると思いますからね。

普通はそうですし……。

我が家のワンコは変わり者です。