トイレ奉行、海。

ペット 犬

我が家にはミニチュアダックスの女の子が2頭いる。海とそら。
今日は海の話。

海はトイレが終わると「くーん」と小さく鳴いて知らせてくれる。
昼間なら「えらいね!」と褒める余裕もある。でも問題は深夜だ。

夜中に「くーん」。

最初は何事かと飛び起きた。でも理由はシンプル。
「トイレしたよ」の報告だった。

海は、ただ知らせるだけじゃない。
私が起きて、トイレを確認して、掃除をする。
その一連の流れが終わるまで、じっと見守る。

本当に見守る。

少し離れた場所から、真剣な目でこちらを見ている。
「ちゃんと片付けてる?」
「まだ?」
そんな声が聞こえてきそうなくらいだ。

そして掃除が終わると、満足したように布団へ戻る。

まるで「任務完了」の合図みたいに。

海の中では、

トイレをする

私が確認する

掃除が終わる

完了

ここまでがワンセットなのだと思う。

掃除が済まないと、彼女の中では“終わっていない”。
だから鳴くし、待つし、確認する。

責任感の強い子だ。
真面目で、少し神経質なところもある。
でも、そのきちんとした性格が海らしい。

きっとそれは、ちゃんとできたことを共有したい気持ちでもあるのだろう。

夜中に起こされるのは正直つらい。
眠気と戦いながら掃除を終える。
それでも、安心したように布団へ戻る姿を見ると、思わず笑ってしまう。

「確認係の長女」みたいだな、と。

今日も私は無言で掃除を済ませ、そのまま布団へ。
海も静かに戻ってくる。

それで、我が家の夜はまた静かになる。

小さな責任感と、小さな報告。
この生活がいつまでも続いてほしい。

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