犬飼の手荒れが酷いです。
原因は海とそらが床を汚すので、床掃除をするから。
両手がお婆ちゃんのそれと変わりません。
でも海もそらも悪くないので、犬飼は平気でした。
さて就寝しようと犬飼が布団に入ると、海がやってくる。
何事かと思ったら、犬飼の手を舐めまわし始めました。
肌荒れしているので、若干染みる。
幸いハンドクリームは塗っていないので、海に任せることにしました。
そのうちそらも参戦。
涎で左手がべろべろ。
海はともかく、そらは海のマネをしている気がします。
ケガをした飼い主を舐めまわすのは犬の本能。
ワンコは傷は舐めて治す習性があります。
だから飼い主がケガをしていると、舐めまわそうとする。
しかしワンコの唾液は、感染症の危険性がある。
犬飼、軍手でガード。
手荒れは早く治さないといけないなあ。
ワンコに心配されるのは嬉しいですが、傷にはよろしくない。
ハンドクリームを買わないといけないなあと思いました。
手がガサガサだから、早く治ってね!
海にとって、犬飼とそらは保護する存在。
そらの粗相をごまかしたり、犬飼の面倒をみたり。
いつの間にか、海は保護者ポジションになっていました。
そらは遠慮なく甘えますが、犬飼が甘えるワケにはいかない。
海に『必要ないよ』と言っても、海は聞かない。
犬飼が寝ようとするたびに、寝るまで犬飼をガン見します。
ワンコに心配される犬飼って……。
頼りない飼い主と思っているのでしょうか?
海との付き合いは10年以上ですからね。
海なりに考えることがあるのでしょう。
すっかり保護者気分の海です。
きっと海はヒート経験者なので、多少母性本能が目覚めていると思われます。
海はもともと繁殖犬になるために、育てられていました。
それを犬飼が引き取ったので、避妊手術を受けました。
たまに子犬の鳴き声に反応する時もあります。
ヒート未経験のそらは気にしません。
やっぱり発情期を迎えたかどうかで、小さな生き物に対する反応が変わるのですね。
非常に興味深い。
もし海が子犬を産んでいたら、もっと保護者モードを発揮していたでしょう。
そう考えると生き物って不思議ですね。
海ネーチャンは私の面倒を見てくれるの!優しいおねーちゃん!
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